あなたしかいらないの!!

返信しようとしたときチャイムがなった。




「ど、どうしよう!!気まずいよ!!」





「でも席に着くしかないでしょ!!ほら行くよ!!」




私はしびしぶ席に着いた。




「なぁ。日曜日あいてる?」




こ、答えなきゃだよね?




「あいてるよ!!」




「日曜日会えないかな??」




ど、どうしよう。でももう、あいてるって言っちゃったし行くしかないよね?





「い、いいよ」




理生くんが驚いた顔をした。




えっ?なんかまずいこと言っちゃった??




「えっ?まじで?」





「う、うん。」





「うわ。メッチャ嬉しい!!正直断られるかと思ってた。嫌われてそうだったし」




うわぁ。こんな自然な笑顔初めて見たかも。





めっちゃかっこいい!!




やばっ。なに見とれてんだ私。





「そんな事ないよ。嫌いだなんて。でも正直もっと怖い人なのかと思ってた。」






< 24 / 211 >

この作品をシェア

pagetop