あなたしかいらないの!!

まぁ、莉緒が楽しいならいっか。




「うわぁ。これ可愛くない?」




莉緒が持っていたのはウサギのストラップだった。




「何?欲しいの?買ってやろうか?」





「いやいや、いいよ!!自分で買えるし!」





「いいからかして!!」





「分かった!!じゃあ私も一つ買うね!それでお互いのを交換しようよ!!これでおそろいだよ!!」




莉緒は笑顔で言った。





こいつ考えること可愛すぎだろ!!





「分かったよ!じゃあ買おう。」





そして二人おそろいで携帯にウサギのストラップを着けた。





翔に絶対似合わねぇって言われるだろうなぁ。





まぁ、莉緒とおそろいだしはずすわけにはいかねぇな。





この後俺たちは莉緒の家に行くことになった。
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