あなたしかいらないの!!

理生くんは私より先に一階に降りていった。





なに。わ、私なんてこと言っちゃったんだ。





しかも寸止めとか、気まずすぎる...。





お母さん!タイミング良すぎですって!!!!





はぁぁ。




キッチンに行くといつもよりも気合の入った料理が並んでいた。





「理生くん!たくさん食べてね!!莉緒もそんなところにつったってないでこっち来なさいよ!!」





お母さん!きまずいんですって!





私は静かに椅子に座った。






3人が夜ご飯を食べ終わって、理生くんを家まで送っていくことになった。
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