あなたしかいらないの!!

「り、理生くん!!もしかして私の家まで送ってくれる気??」




「は?当たり前だろ!!」





「でも、私の家から理生くんの家まで結構遠いよね??」





「そんな事気にすんなって!!」





理生くんって優しいな!!






「ほら、着いたぞ!!」





私がぼーっとしている間に家に着いちゃった。






「あっ!!本当だ!!理生くん、送ってくれて本当にありがとう!!」







「じゃあ、ご褒美ちょだい!!」






えっ?ご褒美??






ちゅっ。





「じゃあね!!また明日!!」





理生くんは手を振りながら帰っていった。
< 56 / 211 >

この作品をシェア

pagetop