あなたしかいらないの!!
「り、理生くん!!もしかして私の家まで送ってくれる気??」
「は?当たり前だろ!!」
「でも、私の家から理生くんの家まで結構遠いよね??」
「そんな事気にすんなって!!」
理生くんって優しいな!!
「ほら、着いたぞ!!」
私がぼーっとしている間に家に着いちゃった。
「あっ!!本当だ!!理生くん、送ってくれて本当にありがとう!!」
「じゃあ、ご褒美ちょだい!!」
えっ?ご褒美??
ちゅっ。
「じゃあね!!また明日!!」
理生くんは手を振りながら帰っていった。