月夜の花
名乗って、くれた。
だが、
ただそれだけ。
それだけのことなのに
とても嬉しく思った。
「桐崎冬李!!
…ここにいるのは」
「見れば分かる」
すみれは、顎で冬李の足を指した。
「まあ、そんなとこだな」
詳細は、とてもじゃないが
恥ずかしくて言えたものじゃない。
特に、女の子の前では。
だが、
ただそれだけ。
それだけのことなのに
とても嬉しく思った。
「桐崎冬李!!
…ここにいるのは」
「見れば分かる」
すみれは、顎で冬李の足を指した。
「まあ、そんなとこだな」
詳細は、とてもじゃないが
恥ずかしくて言えたものじゃない。
特に、女の子の前では。