神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)
翔真の話はこうだった


婚約者である千年さんを納得させるために


私と千年さんの両方に急須で日本茶を煎れさせる


そして、
どちらが入れたか解らないお茶を翔真が飲み


美味しいと思った方どちらか1つを選び


そのお茶を煎れた人と結婚するという内容だった


「オレ自信あるんだ」


ここまでくると、とてもじゃないけど翔真を止めることは出来ない


「自信って…いくらなんでも無茶だよ
もし、負けたりしたら…」


相手は老舗の和菓子屋のお嬢さん


きっと作法とかそういったのやってきてるはずだし、私なんかとてもじゃないけど敵わないよ


「大丈夫。有、オレを信じて。お前の煎れたお茶の味、絶対間違えねぇから」


そう言うと翔真は私を抱き寄せキスをした


私は不安を抱えながらも、そのキスを受け入れた






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