神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)
私が有らぬ事を考えていると、真太郎さんが急に真面目な顔して


「何だったら…今、アンタが考えてる事をしてやろうか?」


不敵な笑を浮かべながらじわりじわりと私の方へ真太郎さんが寄ってくる


や、ヤバい…


逃げなきゃ


焦って立とうとしたら


足に力が入んなくて


ど、どうしよ~








「失礼いたします。お料理お出ししてよろしいでしょうか」


と部屋の外から声がかかった


私がテンパった顔で真太郎さんを睨み付けると


「何マジになってんの?おもしれぇ顔して」


しれっと言った


そして、何事もなかったかの様に


「女将、お願いします」


と言って元の席に座った


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