神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)
結局、その日帰ってからも有の機嫌は悪いままで
オレもここ最近、有とギクシャクしてたせいもあったから
ますますイライラしていた
きっかけは本当に些細な事だった
オレが営業先で昼飯にカレーを食っていて
帰ってきたらまたカレーだったから、思わず言ったんだ
「またカレーかよ」って
そしたら
「またってどういう事よ?仕方ないでしょ、こっちは翔真が何食べたか知らないんだから
勝手なこと言わないで。自分でご飯なんて作った事ないくせに」
「はあ?なにそれ、オレだって時間がありゃカレーくらい作れるっつーの。カレーぐらい小学生でも作れるわ。なんせ、仕事でオレは忙しいんだから暇な人間が作ればいいだけの事だろが」
言った途端にしまったと思った
「今、何て言った?暇な人間って言った?」
一度吐き出した言葉は二度ともどらねぇもんな
「もういい、一人になりたい」
静かに言うと有は自分の部屋に閉じ籠ってしまった
そしてオレは、いたたまれなくなって一人で部屋を出てきてしまった
お前ばオレ達がこんな風にケンカするのって初めての事だった
だから、お互いに仲直りのし方もタイミングもわかんなくて…
勢いで飛び出してきたものの、これといって行くあてもなく
ただ、ブラブラしていたけど気がつけば実家に来ていた
誰にも会わないように自分の部屋に行き、服のままベッドに寝転がる
最近じゃ、必ず有が隣で寝てるから
一人だと言うのにオレは無意識で左側にスペースを開けていた
あー、ったく
こんな、オレ
全然オレらしくねぇな
有………
その夜、久しぶりに泊まった実家でオレはほとんど眠れない夜を過ごした
オレもここ最近、有とギクシャクしてたせいもあったから
ますますイライラしていた
きっかけは本当に些細な事だった
オレが営業先で昼飯にカレーを食っていて
帰ってきたらまたカレーだったから、思わず言ったんだ
「またカレーかよ」って
そしたら
「またってどういう事よ?仕方ないでしょ、こっちは翔真が何食べたか知らないんだから
勝手なこと言わないで。自分でご飯なんて作った事ないくせに」
「はあ?なにそれ、オレだって時間がありゃカレーくらい作れるっつーの。カレーぐらい小学生でも作れるわ。なんせ、仕事でオレは忙しいんだから暇な人間が作ればいいだけの事だろが」
言った途端にしまったと思った
「今、何て言った?暇な人間って言った?」
一度吐き出した言葉は二度ともどらねぇもんな
「もういい、一人になりたい」
静かに言うと有は自分の部屋に閉じ籠ってしまった
そしてオレは、いたたまれなくなって一人で部屋を出てきてしまった
お前ばオレ達がこんな風にケンカするのって初めての事だった
だから、お互いに仲直りのし方もタイミングもわかんなくて…
勢いで飛び出してきたものの、これといって行くあてもなく
ただ、ブラブラしていたけど気がつけば実家に来ていた
誰にも会わないように自分の部屋に行き、服のままベッドに寝転がる
最近じゃ、必ず有が隣で寝てるから
一人だと言うのにオレは無意識で左側にスペースを開けていた
あー、ったく
こんな、オレ
全然オレらしくねぇな
有………
その夜、久しぶりに泊まった実家でオレはほとんど眠れない夜を過ごした