神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)
5天使と社員旅行
秋になり私達は社員旅行で温泉に行く事になった
毎年恒例のこの行事で結構なカップルが誕生する
「はぁ…翔真また告られるなぁ。きっと」
「何か言った?」
って首を傾げながら隣に座る翔真が私の顔を覗き込んでくる
ちょ、ちょ、近いって…
今、私達は温泉に向かう貸し切りバスのシートに二人仲良く座っている
「近いです」
「いいじゃん別に。見せつけよーぜ
有ちゃん?ほら、お前が食ってるクッキー
あーんとかって口に入れろよ」
周りには聞こえないよう耳元で囁かれる
マ、マジで近いってば…
「な、何の為ですか?」
何とか、平静を保ちながら言う
「何のためってお前さ
絶対この旅行でまた告られるだろ、オレ。
だから牽制にきまってんじゃん」
「・・・・・・・・・」
その辺の男が言ったら間違いなく
頭張り倒してたと思う
出来ないよね
だってさ
何もかもがカッコいいんだもん
そらそんな自信ありげにモテ男発言しても許せるわ
そうこうしているうちにバスは目的地へと到着
した
毎年恒例のこの行事で結構なカップルが誕生する
「はぁ…翔真また告られるなぁ。きっと」
「何か言った?」
って首を傾げながら隣に座る翔真が私の顔を覗き込んでくる
ちょ、ちょ、近いって…
今、私達は温泉に向かう貸し切りバスのシートに二人仲良く座っている
「近いです」
「いいじゃん別に。見せつけよーぜ
有ちゃん?ほら、お前が食ってるクッキー
あーんとかって口に入れろよ」
周りには聞こえないよう耳元で囁かれる
マ、マジで近いってば…
「な、何の為ですか?」
何とか、平静を保ちながら言う
「何のためってお前さ
絶対この旅行でまた告られるだろ、オレ。
だから牽制にきまってんじゃん」
「・・・・・・・・・」
その辺の男が言ったら間違いなく
頭張り倒してたと思う
出来ないよね
だってさ
何もかもがカッコいいんだもん
そらそんな自信ありげにモテ男発言しても許せるわ
そうこうしているうちにバスは目的地へと到着
した