神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)
「堀江くん…」


堀江くんは既に浴衣に着替えていた
さらっとした黒髪は如何にも真面目な堀江くんらしく少し短めに切り揃えられている


「気分悪いのか?」


「ううん、ちょっとのぼせちゃって露天風呂で。あっ、でももう大丈夫だし宴会の時間だからそろそろ戻ろうかと思って」


「そっか…」


「じゃあね」


って行こうとしたら


「桜川、ちょっと時間いい?」


少し驚いたけど堀江くんの事だから
きっと、相談事かなにかだろうと
思って


「いいよ」


って言うと二人で旅館の庭に出ることにした





< 38 / 303 >

この作品をシェア

pagetop