【短編】僕の名はインフィニティ
目を覚ますと、僕は毛布に包まれてヒーターの前に横たわっていた。
起きあがろうと、足を動かすとやはり激痛が襲う。
僕は死ななかったらしい。
くるくると足に巻きつけられた包帯が、全てを物語っていた。
「気がついた?あなた、ゴミ箱の前に倒れていたのよ?」
僕は黙っていた。
と、いうよりはお腹がすきすぎて声が出なかったのだ。
「もしかしてお腹がすいているの?」
相変わらず何も言わない僕に
キミは何も言わずに温かいミルクを差し出してくれた。
「あら?飲まないの?」
僕は猫舌なんだ。
キミはただ笑っていた。
起きあがろうと、足を動かすとやはり激痛が襲う。
僕は死ななかったらしい。
くるくると足に巻きつけられた包帯が、全てを物語っていた。
「気がついた?あなた、ゴミ箱の前に倒れていたのよ?」
僕は黙っていた。
と、いうよりはお腹がすきすぎて声が出なかったのだ。
「もしかしてお腹がすいているの?」
相変わらず何も言わない僕に
キミは何も言わずに温かいミルクを差し出してくれた。
「あら?飲まないの?」
僕は猫舌なんだ。
キミはただ笑っていた。