あなたの世界
よし。集会行くかぁ。
『ねー雨音?この時計ってあんたの?』
時計?私そんなのしてない
『違うよ』
『じゃあ誰のなの?誰か屋上来たの?』
もしかしてあの人なのかもしれない。
『....うん。不思議な人』
『そう』
それ以上に茉美も私に聞かなかった
でも私はあの人を知らない。
『一応雨音に渡しとくから』
『了解』
私は茉美から時計を受け取った。
それはとても古くてでもなんだか魅力が有るものだった。
まるであの人のように