あなたの世界



それからあいつはここは夜バーなのにやたらコーヒーした飲まない。



『京ここはバーだ』


『雅明のコーヒーが飲みたい。金はちゃんと払うからさ。』


どうして、こんな時間までにもコーヒーなのか?


相変わらずこいつは馬鹿だ



『あれから会ったのか?』




それを聞いたとたん京の行動は止まった。



『会ってない。』


そりゃそうか、


『明日早いから帰るわ。』


そういって京はお金だけおいて出ていこうとした



『今度は酒呑みにこい。』


ああとあいつは手を少し上げて帰っていった。




相変わらずあの人の事聞かれたら…


俺は悪いけどどんなに考えてもあんな女がいいなんて、思わない。




なーんて言えないけどな。



< 58 / 74 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop