カタチのないセカイの為に
※第六章※ リピートノ サキへ
近くのコンビニで、ロウソクを買って、
忠君の運転する車で、
花火をする目的地に向かう。
誰も住んでいない
工事中の古い別荘。
前回ここへ来た時よりも、
今は、まだ早い時間だった。
美咲は、門の辺りを見回すと、
キョロキョロとしている。
『立ち入り禁止』の大きな看板。
それが、見えないかのように、
堂堂と門と塀の脇を上り進入する。
優潤が先に中に入り、
健吾が一番高いところで待機。
忠君が、車に積んできた、
花火やバケツを手渡す。
美咲は、まだキョロキョロと
辺りを見回している。
アスファルトの道路。
石段で出来た長く長い塀が続く。
数日前にも、ここへ来た。
その時は、日が沈みかけていて、
この場所で見たセカイは、
全てがオレンジだった。
今日は、太陽が出ているから
ちゃんと色が付いている。
忠君の運転する車で、
花火をする目的地に向かう。
誰も住んでいない
工事中の古い別荘。
前回ここへ来た時よりも、
今は、まだ早い時間だった。
美咲は、門の辺りを見回すと、
キョロキョロとしている。
『立ち入り禁止』の大きな看板。
それが、見えないかのように、
堂堂と門と塀の脇を上り進入する。
優潤が先に中に入り、
健吾が一番高いところで待機。
忠君が、車に積んできた、
花火やバケツを手渡す。
美咲は、まだキョロキョロと
辺りを見回している。
アスファルトの道路。
石段で出来た長く長い塀が続く。
数日前にも、ここへ来た。
その時は、日が沈みかけていて、
この場所で見たセカイは、
全てがオレンジだった。
今日は、太陽が出ているから
ちゃんと色が付いている。