カタチのないセカイの為に
花火。
それは、数日前と変わらない行動なのに、
なんか、嬉しくて、楽しかった。
優潤が、火を点けたばかりの花火を
渡してくれる。
数日前は、何も思わなかったのに、
今は、何か、ドキドキして、嬉しい。
数日前には、
なかった感情が、
今は確かにここにある。
優潤を見ながら思う。
いつの間にか、優潤の事を好きになっていた事。
気付いたのは、今朝……。
でも、好きな人が出来ると、
世界が変わるんだなぁ。
前と同じ事をしていても、
全然違う角度のセカイに変わっている。
楽しいと嬉しいが、
どんどん大きくなるのが解る。
理子の別荘に来て、良かった。
彼に会えて良かった。
『海の家』でバイトをして良かった。
皆と一緒に生活出来て良かった。
色んな物に、感謝したくなった。
だから…
花火を持っている肩を、グルグルと回して、大きな声で、言った。
「ありがとー!!」
みんな、笑っていた。
それは、数日前と変わらない行動なのに、
なんか、嬉しくて、楽しかった。
優潤が、火を点けたばかりの花火を
渡してくれる。
数日前は、何も思わなかったのに、
今は、何か、ドキドキして、嬉しい。
数日前には、
なかった感情が、
今は確かにここにある。
優潤を見ながら思う。
いつの間にか、優潤の事を好きになっていた事。
気付いたのは、今朝……。
でも、好きな人が出来ると、
世界が変わるんだなぁ。
前と同じ事をしていても、
全然違う角度のセカイに変わっている。
楽しいと嬉しいが、
どんどん大きくなるのが解る。
理子の別荘に来て、良かった。
彼に会えて良かった。
『海の家』でバイトをして良かった。
皆と一緒に生活出来て良かった。
色んな物に、感謝したくなった。
だから…
花火を持っている肩を、グルグルと回して、大きな声で、言った。
「ありがとー!!」
みんな、笑っていた。