カタチのないセカイの為に


小さな女神のような彼女が
一生懸命、伸ばした手。




彼女の伸ばした手を掴めた時、

君も一緒に落っこちちゃって…。



あれから、僕達は、毎日遊んだ。



そして僕は、君に『恋』をした。


あの時は幼すぎて、
『恋』と、言える物では
なかったのかもしれない…



でも、
忘れられない。




また、会えるとは思っていなかった。
再び会えることは
既に諦めていたことだった。



でも、諦めても、諦めても、忘れられなかった。



忘れられなかったんだ。




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