カタチのないセカイの為に
「私も、離れたくないよ。
私も、大好きだよ。今は、嫌いになれないよ。
嫌いにならないでね。」
と言った。
優潤は、美咲が言った、『今』が気になった。
「今って、いつか嫌いになっちゃうって事。」
優潤が、キョトンとした顔で言う。
美咲は、
「未来は、わかりませーん。」
と言って、優潤に抱きついた。
優潤は、
「仲直り」
と言いながら、
額に『キス』してくれた。
優潤も、腰に手を回して、
離れないようにと願いながら、
『ギュッ』と抱きしめた。
暫く、抱き合っていると、
優潤が甘い声で言った。
「俺、美咲とやりたい事が有るんだよ。」
美咲が、上に顔を向けて優潤に、
真ん丸のオメメを見せながら、聞いた。
「何?」