カタチのないセカイの為に
優潤が、微笑を浮かべて、美咲を見る。

『ん?』


美咲は、優潤が差し出した手に、
手を添える。

手を繋いで、登校だ!!


「美咲。
学校楽しみだな。

お前のセカイ広がるなぁ!!」



優潤が、美咲に言う。

美咲も応えた。

「うん! ありがとう!!」




隣では、健吾と理子も手を繋いで歩いていた。










良く晴れている青の下に、

四人の影が映る。



そして…
夏の香りを残して、



新しい季節へ向かう・・・・。





彼女とずっと一緒に居る為に・・・・・






  ─── 完結 ────

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