カタチのないセカイの為に
※第一章※ キッカケ
…窓から遠い空を眺めていた。
良く晴れている青の中に、
同じくらいの大きさの2つの
溶けてしまいそうな白い雲・・・・。
そして…
今日もお日様はギラギラと光っていた。
いつもと変わらない空・・・・。
彼は、
運がいいかもしれないと思いながら
「そろそろバテタかなぁ。。」と呟いた。
友人に電話をしてから
服を着替え、出掛ける準備を始めた。
彼女に出会う為に・・・・・