キミ色に染める.



「繭!!どこ行ってたの!?」


玄関、開けたらこの声.

只今12時過ぎ


「うざい、どうでもいいじゃん」


あたしは、これを繰り返す.


「親にウザイは、ないでしょ!?ねぇ!!謝りなさい!!」



・・・本当の親じゃないくせに

・・・あたしのこと邪魔なくせに



次々に、嫌な記憶が蘇る


「ちょ、繭!?どこ行くの!!!!」




< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop