こんなに好きなのに
スヤスヤ横で眠る亜弥の顔を見ていた
確かに俺に出会った時と
比べると今の方が肌が若い気がする。
自分の存在がどんな形であっても亜弥のためになっていることを知れて嬉しい。
だけど、その反面
最近また可愛くなった
亜弥に好意を寄せる野郎共が変な目で見てると考えると気が狂いそうになる…
本当はずっと家にいて欲しい……
俺の帰りを待ってて欲しい…
結婚したいな……亜弥と
子供も欲しいな俺と亜弥の
絶対かわいいでしょ
一緒に住むことを考えると楽しすぎる、
絶対に幸せだと思う
「亜弥、結婚してください……」
表情を変えずに眠る亜弥
「……って言えるようになりてーな、早く…」
亜弥の髪を撫でていたら
いつの間にか眠っていた。
……だから隣で亜弥が泣いてることに気づかなかった
「よろしくお願いします…」って言う亜弥の小さな声にも気がつかなかった。