こんなに好きなのに
夜の街は怪しい雰囲気が漂っていた。
振り返ると腕も脚も顔も傷だらけで着ている服もビリビリで肌が大胆に露になっている亜弥が一生懸命に足を引きずって着いてきていた。
その姿を見て俺は胸が痛むどころか
安心感と快感を感じていた。
そして、もっと傷つけたくなる
「ねぇ…何してるの?」
適当に女を選んで声を掛けた
「えー?お兄さん、ナンパ?ちょーかっこいい☆」
軽そうな女だと判断した瞬間
腕を引いて路地裏に連れ込んで女の体を弄んだ。
発狂する亜弥が見えたけど俺は構わず続けた
亜弥に狂うほど俺を好きにさせたかった。