いじわるな君に恋をする



ちくしょう…



私は勇気を出して女子達の元へ




「あ、あのぅ…」




そう弱々しい声で呼びかけると、女の子達は振り向いた




怖っ!!


威圧感ハンパな!!




「さ、朔弥に用があるんだけど…いい、かな…」



……………





誰も話してくんない!?



や、やっぱ無理




「あ、ごめ「花音ちゃんならしょうがないか♪」



………あれ?




「彼女だもんね〜

ごめんね、白石くんを取っちゃって」


「い、いえ…」


「ありがとー♪

じゃ、またね〜」




……………





なんじゃ今の…


あっという間に女の子達は去っていってしまった



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