いじわるな君に恋をする
一緒に過ごしてくれるかな…
誕生日の次の日は、沖縄に行く日
朝も早いから、きっと朔弥が寝てる間に行く事になる
そうなると、朔弥と一緒に過ごせるのは、誕生日だけ
朔弥が私の誕生日を覚えていなくても、一緒に夕飯を食べて
一緒にテレビも見たい
――――――……
長たらしくてつまらない数学の授業を終えて、帰りの準備をした
6時間目が数学ってキツイなぁ…
「花音♪」
名前を呼ばれたと思ったら、突然後ろからドスンっという衝撃
「百合っ…お、重い」
「ごめんごめん♪」
全然悪いと思ってないね
「花音、明後日誕生日でしょ?
ちょっと早いけど、プレゼント買ってあげるから、今から行かない?」
嬉しいなぁ
今日も朔弥いないし
「ありがとう♪行きたいっ」
「行こう行こう♪」
そして私達はプレゼントを買いに向かった