いじわるな君に恋をする



「じゃ、俺帰るわ」


「うん。ありがとう」




朝、麗華のおじさんにお礼を言って家を出た




「朔弥、あたしの事好き?」

「…は?」

「違うの?昨日、花音の誕生日だったじゃない

なのに来てくれたから、あたしの事好きなのかなって…」





今、なんて言った…?




「よく花音が朔弥を行かせたなって思ってたんだけど

また強がりかな?」




俺はどうしようもないバカだ




「え!?朔弥!?」




俺はダッシュで家までの道を走った






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