いじわるな君に恋をする



「麗華、お前を幼なじみ以上には見れない」


「…どうしても?」

「あぁ…」

「あたしが、どんなに頑張っても?」

「あぁ…」




俺はもう、花音しか見えない




「………分かった」




麗華は小さい声でそう言うと、屋上を出ていった




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