いじわるな君に恋をする



でも、いつも考えるのは、朔弥の事ばかり




今、何をしてるんだろう

とか



ちゃんとご飯食べてるかな

とか




そんな事ばかり




逃げてるのは分かってる


そんな自分が情けないとも思う





「…よ、し……ふぅ…」




荷物を運び終え、キッチンにいくと

おばあちゃんがスイカを切っていた



< 283 / 342 >

この作品をシェア

pagetop