いじわるな君に恋をする



「ところで凌くん、どうしたの?」



私の質問に、凌くんは思い出したように言った



「あぁ、そうだった。二人とも、今日の放課後空いてる?」



放課後?



「空いてるけど…」



私の言葉に合わせるように、百合もコクンと頷いく



「よかった!ちょっと遊ぼうぜ!」



あ、遊びの誘いに来たのか



返事はもちろん…




「いいよー!」




それにしても…遊ぶのなんて、しょっちゅうなのに




「なんでわざわざ誘いに来たの?」



いつもなら帰りに流れで行くのに




< 308 / 342 >

この作品をシェア

pagetop