いじわるな君に恋をする
中に入って案内された席につく
メニューを開いて、何を食べるか決めていると
「…凌くん?」
ふと、凌くんの名前を呼ぶ声が聞こえた
「おー!立木じゃん!」
凌くんが立木と呼んだその人は、とっても可愛らしい人だった
わー…可愛いー
睫毛が長くて丸っとした瞳に、色白く綺麗な肌とスラッとした体
クリーム色のロングヘアーがよく似合う、お嬢様のような人
「立木も遊び?」
「うん。友達と」
…あれ?
なんか、立木さん
凌くんにしか目がいってなくない?
私達の存在に気づいてないよね
……!
もしかしてっ…