いじわるな君に恋をする


「朔弥〜、お前来いよっ!!

女子がうるせーんだよ。

白石くんは〜?って。

ほら、ウチのクラスの女子めっちゃ可愛いし。

来ないと後悔するって!!」



興奮したように話す正樹。



……可愛い女子ねぇ…



俺は商品を袋に詰める花音をみる。



「正樹。俺今、学校一可愛い子といるんで」


「はっ!?学校一!?

誰だそれっ!!一年かっ!?」


「一年。すぐ分かると思うけど?」



花音が店から出て来た



「凌も知ってるから。

じゃ、彼女来たんで切るよ」


「えっ!?あ、ちょっ!!」


ブチっと通話を切る
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