いじわるな君に恋をする
「ストーカーのこと…
なんで言わなかったんだよ…?
怖いくせに、強がりやがって…
バカヤロ…」
あぁ…
分かっちゃった…
締め付けられるような
この胸の痛み…
本当は、気づいてたのかもしれない…
幼なじみ
という言葉に、怯えてただけかもしれない
好きになったら、朔弥が離れていってしまうんじゃないかって…
幼なじみに、戻れなくなってしまうんじゃないかって…
でも、もう隠しきれない…
私は……