奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
日下部さんは良い人だけど、だからって波長を合わせて欲しいとも合わせたいとも思ってない。
私にとっては知人以上友達未満だから。
「難しく考えないでいつも通りでいるよ」
春ちゃんの事を上手く話せる自信もないし、日下部さんとの今のよく分からない関係も上手く話せる気がしないから、とりあえず無難に答えた。
「日下部さんの事よりも、歩の事が聞きたいんだけどいいかしら?」
き、きたぁぁぁ!!
本題きたよ!!
「歩からも話を聞いて文美からも話をきいたけれど、何かふに落ちないのよね」
「ふに落ちないって言われても……ちゃんと話したよ?」
春ちゃんの事意外はちゃんとね。
春ちゃんがのり移ってたとは言え、助けてくれたのは歩君だし、嘘はついてない。
「文美は隠し事が下手ね」
「隠し事なんてしてないもん」
「隠し事をする時の文美は頑張って平静を装うもの。 私や受付の子のサプライズバースデーが近付くといつもそんな感じよ」
「別に頑張ってないよ!!」
流石、桃花様。
鋭い。
「隠し事なら直ぐそこにあるじゃない」
「……へ?」
「堂々とガールズトークに耳を傾けてデリカシーの無い人ね」
え?
「えぇぇぇー!?」
私にとっては知人以上友達未満だから。
「難しく考えないでいつも通りでいるよ」
春ちゃんの事を上手く話せる自信もないし、日下部さんとの今のよく分からない関係も上手く話せる気がしないから、とりあえず無難に答えた。
「日下部さんの事よりも、歩の事が聞きたいんだけどいいかしら?」
き、きたぁぁぁ!!
本題きたよ!!
「歩からも話を聞いて文美からも話をきいたけれど、何かふに落ちないのよね」
「ふに落ちないって言われても……ちゃんと話したよ?」
春ちゃんの事意外はちゃんとね。
春ちゃんがのり移ってたとは言え、助けてくれたのは歩君だし、嘘はついてない。
「文美は隠し事が下手ね」
「隠し事なんてしてないもん」
「隠し事をする時の文美は頑張って平静を装うもの。 私や受付の子のサプライズバースデーが近付くといつもそんな感じよ」
「別に頑張ってないよ!!」
流石、桃花様。
鋭い。
「隠し事なら直ぐそこにあるじゃない」
「……へ?」
「堂々とガールズトークに耳を傾けてデリカシーの無い人ね」
え?
「えぇぇぇー!?」