奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
私何で会社の医務室に?
あっ……そっか……。
階段から落ちたんだった。
その事を思い出した途端、頭と背中に鈍い痛みを感じた。
私の指差す方を見て驚きの表情を見せる上原さん。
そう!!
今は階段から落ちた事よりもこの男の存在の方が問題よ!!
「よく気が付いたわね」
「……へ?」
「最近カーテン変えたのよっ。前のとデザインが然程変わらないから誰も気付いてくれないの」
カー……テン?
いやいやッッ!!
「そうじゃなくてッッ……」
「カーテンを変えた事に気が付くくらいだから頭は大丈夫そうね。でも念のため病院には行ってきてね。今からちょっと銀行に行ってくるけど鈴川さんはゆっくり休んでてね」
産業医の上原さんは喋るだけ喋って笑顔で医務室を出て行ってしまった。
カーテンなんてどうでもいいー!!
この雄どこの雄よッッ!!
あっ……そっか……。
階段から落ちたんだった。
その事を思い出した途端、頭と背中に鈍い痛みを感じた。
私の指差す方を見て驚きの表情を見せる上原さん。
そう!!
今は階段から落ちた事よりもこの男の存在の方が問題よ!!
「よく気が付いたわね」
「……へ?」
「最近カーテン変えたのよっ。前のとデザインが然程変わらないから誰も気付いてくれないの」
カー……テン?
いやいやッッ!!
「そうじゃなくてッッ……」
「カーテンを変えた事に気が付くくらいだから頭は大丈夫そうね。でも念のため病院には行ってきてね。今からちょっと銀行に行ってくるけど鈴川さんはゆっくり休んでてね」
産業医の上原さんは喋るだけ喋って笑顔で医務室を出て行ってしまった。
カーテンなんてどうでもいいー!!
この雄どこの雄よッッ!!