奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
暇なら他所に行って下さい。
今年早くも十二月に入り、後一月で年を越す時季到来。
受付カウンターから外を見ていると、室内は暖かいのに寒く感じる。
外を歩く人たちはコートを着てマフラー巻いて、女性はブーツを履いている人もちらほら。
「クリスマスの予定はもう立ててるの?」
「えぇ、その日はお互い仕事だから夜ご飯を食べる約束をしてるの。 お店は歩が決めるから、当日までどんなお店なのかは分からないのよ」
「そうなんだ。 歩君のことだから、すっごくロマンチックなお店予約してくれてそうだよね」
「ふふ、そうね」
ここ数年イベントなんてどうでも良かったけど、今は少し意識してしまう。
春ちゃんと何処かに出掛けたいな。
一緒にご飯は食べられないにしろ、イルミネーション見に行ったり、夜景見に行ったり……。
「プレゼントは何にしたの?」
「財布にするわ。 新しくしたいって言ってたから」
「桃花のプレゼントだったら何でも喜んでくれるよ」
歩君は桃花の事が大好きだからね。
私は桃花に何をプレゼントしようかな?
去年はグロスをあげたから、違うものがいいよね。
人にあげるものって考えるだけで楽しくなる。
受付カウンターから外を見ていると、室内は暖かいのに寒く感じる。
外を歩く人たちはコートを着てマフラー巻いて、女性はブーツを履いている人もちらほら。
「クリスマスの予定はもう立ててるの?」
「えぇ、その日はお互い仕事だから夜ご飯を食べる約束をしてるの。 お店は歩が決めるから、当日までどんなお店なのかは分からないのよ」
「そうなんだ。 歩君のことだから、すっごくロマンチックなお店予約してくれてそうだよね」
「ふふ、そうね」
ここ数年イベントなんてどうでも良かったけど、今は少し意識してしまう。
春ちゃんと何処かに出掛けたいな。
一緒にご飯は食べられないにしろ、イルミネーション見に行ったり、夜景見に行ったり……。
「プレゼントは何にしたの?」
「財布にするわ。 新しくしたいって言ってたから」
「桃花のプレゼントだったら何でも喜んでくれるよ」
歩君は桃花の事が大好きだからね。
私は桃花に何をプレゼントしようかな?
去年はグロスをあげたから、違うものがいいよね。
人にあげるものって考えるだけで楽しくなる。