奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
桃花と一緒に車寄せに向かうと、本当にお母さんの真っ赤な丸っこい愛車がハザードを点けて止まっていた。
「迎えにきてくれてありがとう」
「階段から落ちたって聞いたけど頭とか打ってない?」
「ちょっとまだガンガンするけど平気」
「それ以上馬鹿になることはないだろうけど心配したのよ」
今さりげなく酷い事言わなかった!?
しかも笑顔で……。
こういうところで桃花と通じあってるのかもしれない。
「桃花ちゃん、連絡してくれてありがとうね」
「いいえ、それじゃあ私はこれで失礼しますね」
「何言ってるのよ。送っていくから桃花ちゃんも車に乗ってちょうだい」
「そうだよっ!!方向一緒なんだし乗っていきなよっ」
私とお母さんの顔を順に見て笑みを溢す桃花。
そんな桃花を引きずり込むように車に乗せた。
「迎えにきてくれてありがとう」
「階段から落ちたって聞いたけど頭とか打ってない?」
「ちょっとまだガンガンするけど平気」
「それ以上馬鹿になることはないだろうけど心配したのよ」
今さりげなく酷い事言わなかった!?
しかも笑顔で……。
こういうところで桃花と通じあってるのかもしれない。
「桃花ちゃん、連絡してくれてありがとうね」
「いいえ、それじゃあ私はこれで失礼しますね」
「何言ってるのよ。送っていくから桃花ちゃんも車に乗ってちょうだい」
「そうだよっ!!方向一緒なんだし乗っていきなよっ」
私とお母さんの顔を順に見て笑みを溢す桃花。
そんな桃花を引きずり込むように車に乗せた。