奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
リビングに入るなり、お父さんにげんなりした顔をされた。
「なんだ……桃花ちゃんはいないのか……」
悪かったわねっ!!
私だけでっ!!
っじゃなくて私に対する心配はないわけ!?
「身体は大丈夫?」
「あ、はい。ご心配頂いてありがとうございます」
顔は見えないが……っというか見ない様にしているから分かんないけど、凄く心配そうな声でそう訪ねてきたのはお姉ちゃんの旦那さんで私の義兄である誠二さんだった。
今までまともに顔を見たことは一度もない。
「身体だけは丈夫なんだから心配しなくて大丈夫よ」
「お姉ちゃんだってそうじゃんっ!!」
「私はあんたより繊細にできてんのよ」
お姉ちゃんが繊細!?
我が姉ながらなんて図々しい。
どのへんが繊細なのか教えて欲しい。
「なんだ……桃花ちゃんはいないのか……」
悪かったわねっ!!
私だけでっ!!
っじゃなくて私に対する心配はないわけ!?
「身体は大丈夫?」
「あ、はい。ご心配頂いてありがとうございます」
顔は見えないが……っというか見ない様にしているから分かんないけど、凄く心配そうな声でそう訪ねてきたのはお姉ちゃんの旦那さんで私の義兄である誠二さんだった。
今までまともに顔を見たことは一度もない。
「身体だけは丈夫なんだから心配しなくて大丈夫よ」
「お姉ちゃんだってそうじゃんっ!!」
「私はあんたより繊細にできてんのよ」
お姉ちゃんが繊細!?
我が姉ながらなんて図々しい。
どのへんが繊細なのか教えて欲しい。