奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
「で? どこ案内しれくれんの?」
「……どこ行きたいの?」
「全体的に?」
こいつ……。
会社見学したいって適当になんとなぁーく流れでポロっと言ったんでしょ!!
それを社長が間に受けたに違いない。
「社内の雰囲気を見てもらったら?」
桃花の言葉に頷き、羨ましそうな眼差しを向けるあゆちゃんに気づかないふりをして受付カウンターを出た。
「とりあえず、一番上からプラプラする?」
「あぁ」
「気になったところとかあれば言って。 私で答えられる事は答えるから」
詳しいところを聞かれたら、殆どの事が分からないだろうけどね。
私たちはそれから無言のままエレベーターに乗り、ひとまず最上階へと向かった。
制服を着ている優君は当たり前ながら目立っている。
それ以上に整った今時な顔がそれ以上に人の目を引く。
女性社員の目がキラキラしているし、いつもよりも髪型とか化粧に気合が入っているようにも見える。
相手高校生だよ!?
そうは思うけど、好きになるのに年齢なんて関係ないのかもしれない。
年齢どころか、生きてるかどうかさえ関係ない。
「……どこ行きたいの?」
「全体的に?」
こいつ……。
会社見学したいって適当になんとなぁーく流れでポロっと言ったんでしょ!!
それを社長が間に受けたに違いない。
「社内の雰囲気を見てもらったら?」
桃花の言葉に頷き、羨ましそうな眼差しを向けるあゆちゃんに気づかないふりをして受付カウンターを出た。
「とりあえず、一番上からプラプラする?」
「あぁ」
「気になったところとかあれば言って。 私で答えられる事は答えるから」
詳しいところを聞かれたら、殆どの事が分からないだろうけどね。
私たちはそれから無言のままエレベーターに乗り、ひとまず最上階へと向かった。
制服を着ている優君は当たり前ながら目立っている。
それ以上に整った今時な顔がそれ以上に人の目を引く。
女性社員の目がキラキラしているし、いつもよりも髪型とか化粧に気合が入っているようにも見える。
相手高校生だよ!?
そうは思うけど、好きになるのに年齢なんて関係ないのかもしれない。
年齢どころか、生きてるかどうかさえ関係ない。