奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
緊張しているからか、ハーブの味も美味しさもよく分からなかった。
喉が渇いてたからまぁ喉を通れば何でもいっか。
「改めまして、私はこの病院で院長を務めている飯島 真央です。今日は宜しくお願いします」
「鈴川 文美です。今日は宜しくお願いします。それと、いつも母がお世話になってます」
私の言葉にクスクスと笑みを零す飯島先生。
色っぽい人。
「文美ちゃんはどんな仕事をしてるの?」
「企業の受付です」
「受付は会社の顔だから傍から見ているよりも大変なんでしょうね。受付のどんなところが好きなの?」
どんなところ?
んー…………。
「すみません、思い付かないです……」
「謝らなくていいのよ。好きな仕事をしている人、仕事に遣り甲斐を感じている人はごく僅かな人だけだと思うわ。それでも仕事を続けているのは何か理由があるからじゃない?」
「遊んだり買い物をしたりする為に、働いてお金を稼いでるんだと思います。それに私は職場の人間関係には恵まれてると思うので、そういう意味では仕事は楽しいです」
桃花が1番仲のいい友達で、プライベートでも出かけたりする。
でも桃花以外にも仲のいい人はいる。
先輩は勿論の事、同期のみんなもこんな雄嫌いな私の事を理解してくれている。
喉が渇いてたからまぁ喉を通れば何でもいっか。
「改めまして、私はこの病院で院長を務めている飯島 真央です。今日は宜しくお願いします」
「鈴川 文美です。今日は宜しくお願いします。それと、いつも母がお世話になってます」
私の言葉にクスクスと笑みを零す飯島先生。
色っぽい人。
「文美ちゃんはどんな仕事をしてるの?」
「企業の受付です」
「受付は会社の顔だから傍から見ているよりも大変なんでしょうね。受付のどんなところが好きなの?」
どんなところ?
んー…………。
「すみません、思い付かないです……」
「謝らなくていいのよ。好きな仕事をしている人、仕事に遣り甲斐を感じている人はごく僅かな人だけだと思うわ。それでも仕事を続けているのは何か理由があるからじゃない?」
「遊んだり買い物をしたりする為に、働いてお金を稼いでるんだと思います。それに私は職場の人間関係には恵まれてると思うので、そういう意味では仕事は楽しいです」
桃花が1番仲のいい友達で、プライベートでも出かけたりする。
でも桃花以外にも仲のいい人はいる。
先輩は勿論の事、同期のみんなもこんな雄嫌いな私の事を理解してくれている。