奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~
【第二章】
どうぞお気になさらずに
今日は親の車を借り、買い物をするため大型のショッピングセンターに繰り出している。
お父さんの車は運転し辛いから、お母さんの車を拝借した。
「いい加減乗ってる時にどっかを握るの止めてよねー」
「だって文美の運転ってスピードが出てる訳じゃないのに、何とも言えない怖さがあるんだもの」
「何それー!!酷い……」
桃花は助手席でシートベルトをしめてるにも関わらず、私の運転の時はドアのところだったり、ドアの上部に付いている掴めるようになっているところを握っている。
どんだけ私の運転信用されてないの!?
「それなのに乗ってるんだから偉いと思うわ」
「…………そうだね、ありがと桃花」
「どういたしまして」
桃花には敵わないです。
桃花を助手席に乗せたい雄なんていっぱいいるんだから、もっと優越感に浸るべきだよねっ!!
かなり無理矢理な納得の仕方をしつつ、もう楽しければ何でもいいやという適当な感じになりつつあった。
お父さんの車は運転し辛いから、お母さんの車を拝借した。
「いい加減乗ってる時にどっかを握るの止めてよねー」
「だって文美の運転ってスピードが出てる訳じゃないのに、何とも言えない怖さがあるんだもの」
「何それー!!酷い……」
桃花は助手席でシートベルトをしめてるにも関わらず、私の運転の時はドアのところだったり、ドアの上部に付いている掴めるようになっているところを握っている。
どんだけ私の運転信用されてないの!?
「それなのに乗ってるんだから偉いと思うわ」
「…………そうだね、ありがと桃花」
「どういたしまして」
桃花には敵わないです。
桃花を助手席に乗せたい雄なんていっぱいいるんだから、もっと優越感に浸るべきだよねっ!!
かなり無理矢理な納得の仕方をしつつ、もう楽しければ何でもいいやという適当な感じになりつつあった。