超草食系彼氏
「・・・・・・・でも、もう今日は・・・・」
もう、これ以上柚と一緒にいると、
迷惑かかると思ったから、だ
「・・・・・・・じゃあ、話したいから、公園行こ?」
少し、泣きそうな柚の声で判断した
もしかしたら、別れ話かもしれない、と
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
公園までの道のりも、着いてからも、
お互い無言だった
もう、5時は過ぎていたから、
子供の一人もいなかった
「・・・・・・・・・・太郎くん」
先に、沈黙を破ったのは、柚だった