超草食系彼氏
「うん!結構面白いんだね!」
「ですよね!それ、僕も好きなんですよ!!」
さっきみたいなキラキラした目で
太郎くんはあたしの横に座った
覗き込むような形になる
「・・・~~~~~っ!」
「・・・・・?どうしたんですか?安藤さん・・・」
仮にもここはベッド
太郎くんがこんなにも近い
「な、なんでもない!」
さっきまでの本への興味は
次第に隣の太郎くんへ移る
「ここの部分、いいですよねー!」
そんなことも気にせず太郎くんは説明を始める
いつもは恥ずかしがりやなくせに・・・・
あたしばっかり意識してるじゃん・・・・