ーホストな彼ー
視線のやり場に困っていると
「ごめん…多分 俺 今 顔真っ赤やから…」
と言われて思わず振り返ろぅとしたら
「だからアカンって言うたやろっ」
と後ろから抱きしめられる形になった。
「えっ…⁉」
驚くあたしをそっと抱きしめて
「俺…信じてもらわれへんと思うけど…
多分、一目惚れやと思うねん…」
「…まっ…まさかぁ…」
「…多分信じてもらわれへんよなぁ
信じてもらえるまで 頑張るから…
ホストやからって理由で距離置くのは
やめてな?」
耳元で優しくささやいた。
次の日。
忙しい時間が終わり一段落した頃に
待機席で舞に昨日の話を聞いてもらったら
大爆笑された。
「絶対ありえへん!!
色られてるだけやし!そのうち
店に呼ばれるわ!」
…なにもそこまで言わんで良くない⁉
あたしだって100%信じた訳じゃないよ?
でもさ
昨日の彼は"普通の男の人"やったと思うねんなぁ〜
信じてみようかなって思ったもん…
客席に空席が目立った頃に一人のお客さんが入って来た。
急に静まり帰った店内。
女の子の視線を集めるお客さん。
みんなの視線をたどると…
そこには紘斗さんの姿があった。
「ごめん…多分 俺 今 顔真っ赤やから…」
と言われて思わず振り返ろぅとしたら
「だからアカンって言うたやろっ」
と後ろから抱きしめられる形になった。
「えっ…⁉」
驚くあたしをそっと抱きしめて
「俺…信じてもらわれへんと思うけど…
多分、一目惚れやと思うねん…」
「…まっ…まさかぁ…」
「…多分信じてもらわれへんよなぁ
信じてもらえるまで 頑張るから…
ホストやからって理由で距離置くのは
やめてな?」
耳元で優しくささやいた。
次の日。
忙しい時間が終わり一段落した頃に
待機席で舞に昨日の話を聞いてもらったら
大爆笑された。
「絶対ありえへん!!
色られてるだけやし!そのうち
店に呼ばれるわ!」
…なにもそこまで言わんで良くない⁉
あたしだって100%信じた訳じゃないよ?
でもさ
昨日の彼は"普通の男の人"やったと思うねんなぁ〜
信じてみようかなって思ったもん…
客席に空席が目立った頃に一人のお客さんが入って来た。
急に静まり帰った店内。
女の子の視線を集めるお客さん。
みんなの視線をたどると…
そこには紘斗さんの姿があった。