『主夫』だって『恋』してますけど何か?
------翌朝・・・・・
「ふぁぁぁ〜・・・」
結局、昨日帰って来たの
1時回ってたから
寝たの2時くらいだったし
朝6時起きはしんどいな。
でも久々の仕事で疲れたけど
爽快感はあったかも。
ガチャ・・・・
「あっおはようございます!
昨日はありがとうございました!」
リビングに行くと、
既に瑠美さんが新聞を呼んでいた。
「おはよう和樹君!
お仕事お疲れ様〜!」
うわっなんか新鮮♪
お疲れ様なんて言われた。
朝から労いの言葉かけられると、
ちょっとテンションが上がるよね♪
「今日も行くんでしょ〜?仕事。
マリンとカイトは任せてね!」
「え?昨日だけのハズですけど・・・・」
何日かって言われたけど、
瑠美さんに悪いから昨日だけって
事でマスターに話しをつけたのだ。
「あら?
昨日、いつもより優が早く
帰って来てそう言ってたんだけど・・・・」
瑠美さんが首を傾げた。
まさかマスター・・・・・
------俺の勘は当たった。
優さんが起きてきて聞いてみたんだ。
「昨日の夜、マスターから電話あった。
お母さん帰って来てるって言ったら
土曜日までお願いって言ってたから
OKしたわよ。」
って新聞読みながら
平然と答えた優さん。
やっぱり・・・・・
マスター・・・いい人撤回。
優さんだって仕事で遅いのに
子供二人せっかく帰国してる
瑠美さんに預けてたら悪いだろ!
だから、断ろうとしたのに、
瑠美さんに、全然構わないわよ
と笑顔で止められた。