『主夫』だって『恋』してますけど何か?


♪〜・・・♪〜・・♪〜・・


「パパ、ケータイ鳴ってる!」


「うん。誰かな〜」


ダイニングテーブルに置いていた
ケータイを取りにいく。



「・・・茜さんだ。
・・・・・もしもし?」


『もしも〜し!和樹!
あのさ〜・・・』


電話をかけてきたのは
優さんの会社で働く茜さん。
優さんと凄く仲がよい。



でも俺にかけて来るなんて珍しいな・・・





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「おう!和樹!先週ぶりだな〜
これがお前の子供たちか。
かわいいな〜♪」

マスターがマリンとカイトを撫でる。


「たかまつまりんです!」

マリンはマスターに自己紹介をした。



ここは先週俺が助っ人で
働いていたバー。



なんでここに来たかというと・・・・



「おっ和樹〜♪早いね!
優達はもうすぐ来るから!」


この人。
茜さんに呼び出されたから。



今は夜。
なんか今日のイベントの
軽い打ち上げをここでするらしい。



「感謝しなさいよ〜和樹。」

茜さんはニヤニヤ笑う。



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