『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「優さん・・・すみません。」

俺は旦那だからと、
優さんの隣に座らされた。



超気まずい。



「・・・・茜でしょ。
あの子この打ち上げ
全然関係ないのに。」

優さんは輪の中に
馴染んでいる茜さんを見た。


「・・・・・はい。電話くれて・・・・」


優さんと藤堂さんの
監視の為に来ました。



「和樹君、こんばんは。」

気まずい俺と優さんの元へ
スマイルでやって来たのは藤堂肇。


「・・・・こんばんは。
お邪魔してすみません。」

とりあえず優さんの仕事相手だし謝る。


「いや、皆嬉しそうだし構わないよ。
今日は若手だけだしね。」


今日はって事は藤堂さんとの
仕事まだ続くのかな・・・


あんまり仕事内容
よくわかんないんだよな俺。



「高松さん、隣いい?」

藤堂さんが優さんの
隣の空いてる席を見る。


ダメ。断って優さん。


「・・・・・どうぞ。」


えぇ〜!!!


仕事相手だからしょうがないのかな・・・・



壁に着けられた椅子に・・・・俺
(抱っこしているカイト)
優さん、藤堂さんで並んで座る状態。



確かに監視できるよ茜さん!



でも・・・・・・
優さんと2人でいるより
気まずいんですが!?



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