『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「中川さん、どうかされました?」

気になって中川さんの顔を覗き込む。


「え!?
そっ・・・そんなことないですぅ////」

更に真っ赤になった中川さん。


「熱でも・・・・あるんじゃないですか?」

思わず手を中川さんのオデコにあてた。


「ひゃっ!?
・・・・・・・・/////////」


「あっすみません、
つい子供にやる癖で・・・・」

熱があるのかと思ったんだよ。

でも一応女性だった。

突然触れたらダメだったよな・・・



キキッ-・・・・

中川さんと微妙な空気が流れていたら
幼稚園の送迎バスが着いた。


「おはようございます♪」

遥先生が笑顔で降りてきた。


「「おはようございます!」」

マリンとミノル君が
挨拶しながらバスに乗り込む。


「お願いします。」

遥先生に挨拶したら
ドアが閉まりバスは発車する。



いつもの様に、マリン達が乗った
送迎バスが見えなくなるまで見送った。


「では、また夕方!」

とりあえず中川さんと気まずいので
その後直ぐに家に入った。


どうやっても毎日、朝と夕方に
顔を会わせなきゃいけない人と
ギクシャクするのはまずいな・・・・

夕方は普通に挨拶しよっと。



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