『主夫』だって『恋』してますけど何か?


シーツの洗濯も終わって庭に干す。


ゾクッ・・・・・・!!?


また視線を感じてお隣りの
中川さん家の方をみる。



・・・・・・・やっぱり気のせいだよな?



視線を感じた所には相変わらず
誰もいない。






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何だか気分が悪いまま
夕方、幼稚園の送迎バスを待つ為に
表に出る。


中川さんはまだいない。


ちょっとホッとした時・・・・



「高松さん・・・//////」

ちょっと高めの声が
中川さん家の玄関から聞こえた。



「・・・・中川さんこんにちは!」

中川さんをみて一瞬固まった後に
慌てて挨拶した俺。



いつも優しいお母さん風の格好をした
中川さんが・・・・・
・・・というか、朝まではそんな
格好だったと思うんだけど。



「夜に・・・
どこかに行かれるんですか?」

と思わず聞いてしまったくらい
なぜかピシッとスーツにヒール姿で
バッチリメイクをして現れた。


「あっ・・・・・はい、まぁ/////」

中川さんはまた顔を赤く染めて
俯き加減で俺をちらりと見る。



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