『主夫』だって『恋』してますけど何か?


どうも♪


笹木野茜です。
年齢は・・・・ひ・み・つ☆



私の勤める会社の
社長は女で、元同僚。



というか、親友?

うわっ・・・
この年で(ひみつだけど)
なんか恥ずかしいから、
何でもいいや!



社長の名前は高松優。


この娘がとっても面白い。



「優ちゃ〜ん♪
今日お家にお邪魔してもいいかしら?」


真剣な顔で、仕事しながら
パソコンに向かっている優の肩に
手を置いて聞いてみる。


「・・・・・仕事中にプライベートな
会話しないで。」

優は私に見向きもせず
冷たく答える。


「だって私終わったし!」


ただ今の時刻は18時30分。


定時ピッタリ。


私は基本残業は嫌い。



「・・・・はぁ。
私はまだ終わってないの。」

優は溜息をついて私を見た。



「明日に回せる仕事は
明日に回す!」

優の鼻を突く。


「あんたたちも!!!」

フロアに残る社員達にも
私は指を指しながら叫んでみた。



「「「は〜い!」」」

皆返事しながらも
パソコンに向かったまま。



「ちっ・・・(怒)」


基本、できる子達が
集まってるこの会社。



みんな無駄な残業はしない。


今日中にしなきゃいけない
仕事があるみたいね。



この会社での私の立場は常務。


優と他数名と一緒に
このコンサルティング会社を起業した。



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