『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「優さん、紅茶どうですか?」
「うん。飲むわ。」
まずはカモミールティーで
リラックスしてもらう作戦。
二人(邪魔なカイトいるけど)で
紅茶を飲みながらゆっくりして
雰囲気良くなかったら手を握るのだ。
ニュースを映画に出来たら直いい。
でもまだ優さんお風呂
入ってないんだよな・・・・
最近の優さんはお風呂に
入ると直ぐに寝るからなぁ。
「優さんどうぞ。」
紅茶を優さんの前にある
テーブルに置く。
「ありがとう」
「どっどういたしまして///」
お礼言われた!お礼〜♪
今日これだけで十分かも。
冷たく育て上げられた俺は
こんな些細な事で幸せを
感じられるのだ。
「・・・・・和樹も飲むんでしょ。
座れば隣。」
トレーに自分の紅茶を乗せたまま
喜びを噛み締めていたら
優さんが俺を見て言った。
「はっはい!」
優さんから隣に誘われた〜!!!
・・・・まだ手は握ってないけど
やっぱり歩み寄る試みって大事だな!
俺は優さんが座るソファーに
遠慮がちに腰掛けた。
紅茶を飲む優さんを隣で眺める。
やばい幸せだ。
えっとこの後はお盆の計画立てて・・・・
「和樹、お盆休みなんだけど・・・・」
「え!?はい!」
なっなんか今日の優さんはエスパーかな?
隣に座ればなんて言ってくれるし。
「和樹の実家には顔出すつもりだけど、
そっち方面の温泉旅館にいかない?」
「行きます!是非ともそうしましょう!」
やっぱり今日の優さんはエスパーだ。
「ん・・・じゃあ探しとく。
今からじゃ遅いかな。」
「でっ出来れば海があれば・・・・」
優さんの水着姿みたい////
「海ねぇ・・・・
マリンが海水浴したいって
言ってたの?」
「・・・はい!」
一言も言ってなかったです。
「・・・・プールでもいいのかしら?」
「大丈夫だと思います!」
優さんが水着姿にさえなってくれたら!
「その時期人多そうね
・・・・まぁ考えとく。」
やったぁ♪