『主夫』だって『恋』してますけど何か?


晩御飯の支度の残りを終わらせて
ソファーに座りテレビをつけた。



優さん、何時くらいに帰ってくるかな。


マリンとカイト、寝てるから
帰り早いならみんな
一緒に食べれるかもな〜



「・・・・・ふぁぁあ〜・・・・ねむ」


ボーッとテレビを眺めていたら
朝まで起きていたせいか
俺の瞼も重くっなてきた。



寝たらダメだ・・・・・・・



でもちょっとだけ・・・・・・・・・・・・・





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・・・・・・・・・

・・・・・ん

・・・・何してたんだっけ?



・・・・・あ〜・・・・・
テレビ見てたら寝てたのか・・・・


・・・・今何時だ?



重い瞼を開ける。



「・・・・・・・・優さん。」


目を開くとソファーにもたれ
掛かって寝てた俺の隣で
同じ様に眠る優さん。



「・・・・これ優さんが
掛けてくれたのか。」


カイトとマリンにしか掛けてない
はずなのに俺の上には
タオルケットがかかっている。



「・・・・これじゃ優さんが風邪引くよ」


お風呂に入ったらしい優さんは
バスローブ姿のまま座って寝ている。



夏でムシムシするので部屋は
軽く冷房をいれていた。



ダイニングテーブルをみると
俺がセットした皿がそのまま
なので食べてないらしい。



マリンとカイトも寝ている。



パサッ・・・

俺に掛けてくれていた
タオルケットを優さんに掛ける。



「あ〜あ。作戦失敗。」


時計を見たらもう夜中の2時。



どんだけ寝てたんだよ俺。



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